日本生命「逆ざや」解消へ・・・

日本生命保険が2011年3月期に、契約者に約束した利回りよりも、実際の運用成績が低い「逆ざや」の状態を解消できる見通しとなったことが18日、明らかになった。

逆ざやが解消すれば、2008年3月期以来3年ぶりだ。日生は08年秋のリーマン・ショック以降、据え置いていた契約者配当を増やすことも検討する方針だ。

預かった資産を分散投資して高値で配当を得る運用が奏功した。今年度上半期(4~9月)の世界的に金利が比較的高かった局面では、外国債券の配当収入が堅 調で、外国株を中心とした投資信託からの配当も貢献した。11年3月期に運用実績が予定利率を上回る「順ざや」の規模は150億円程度と見込まれる。

一方、第一生命保険や明治安田生命保険、住友生命保険は逆ざやが続く見通しだ。金利が低迷している中で、国債などの安全資産を中心に運用しているためだ。日生も超低金利が数年間続けば、再び逆ざやに転じる可能性がある。

2010/10/19 読売新聞

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